本の感想など
「天使の囀り」を衝撃的に思ったわけ
今日書くのは貴志祐介氏の小説「天使の囀り」で、もう結構前に読んだものです。細かい部分は忘れていますが、読んだことすら忘れている本もある中、これは未だに強く記憶に残っています。
いっしょうけんめい「働かない」社会をつくるを読んで
「自分の人生、これでいいのか」と思ったとき(川北義則)を読んだよ
今日はこれを読んだよ。中年の危機、いわゆるミッドライフ・クライシスを乗り越える為の本です。
読書「誰かが足りない」(宮下奈都)
味が評判の「ハライ」という人気レストランに関係する何人かの内面を描く短編集。
その人たちの人生のある瞬間を共有した気持ちになった。
「ハライ」は、何か特別な日に行きたいお店なのです。
「コンビニ人間(村田沙耶香)」を読みました
一般的な人の情感が理解できない主人公(恵子)のお話です。
ある種障害とでもいうのか、そういうレベルなのかもしれない。子どもの頃の彼女は突拍子もない行動に出てしまうことがあり、成長につれ息をひそめて生きるようになっていく。
思考の整理学「グライダー」
何年か前から文庫でよく見かけた「思考の整理学」。外山滋比古という方の1986年第一刷発行というかなり前の本です。
借りました。まだ読んでる途中ですが、最初の「グライダー」という章を読んでいきなり紹介したくなったので、先ずこれで一つ。
「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」(ジャレド・ダイアモンド)感想
他の哺乳類(ひいては動物)と比較すると、人間の性が如何に奇妙なものであるかを説明し、なぜ人間にそのような進化が現れたのかを解いていく。
原題が「Why is sex fun?」で、直訳の日本語題では手に取られにくかったということがあり、本書の内容をより表すように改題し文庫化したそうです。好奇心をそそり、とても読みやすく書かれていてお勧め。
ジャック・アタリ「21世紀の歴史-未来の人類から見た世界」を読んだよ
図書館で借りました。
この本は2008年第1刷り発行とあるので、もう10年近く前のものなんですね。
人類の歴史を学ぶと決まった流れを見出すことが出来る。
発見や発明されていないものを予測するのは困難だが、現時点で輪郭が見えているもの、また人類の方向性を決定してきた秩序から、今後しばらくの世界を予測出来るのではないか。
ということで、今世紀の歴史がどのように流れていくか、幾つかの可能性を示唆する内容です。
「いま世界の哲学者が考えていること」を読んだよ(4章までだけど)
思想家が現代の問題についてどのように考えているか紹介する本。
1章.世界の哲学者は今、何を考えているのか。
2章.IT革命は人類に何をもたらすのか
3章.バイオテクノロジーは「人間」をどこに導くのか
4章.資本主義は21世紀でも通用するのか
5章.人類が宗教を捨てることはありえないのか
6章.人類は地球を守らなくてはならないのか
が大きな項目です。