この巻は主に二人、編集者の花井と響の出会いが描かれます。
以降、そこそこあらすじを書いているのでご注意下さい。(1巻についてはこちら)
響の新人賞応募作を是が非でも世に出したい花井が、実はリカ(響の先輩で所属する文芸部の部長)と知り合いだったことがわかる。
少しネタバレしてしまうと、文芸部長のリカが人気作家「祖父江」の娘だと判明するが、実は雑誌編集者の花井が祖父江の担当をしていたのだ。
花井が原稿を祖父江宅(響の先輩リカのお家)に取りに行ったとき、文芸部員はリカの家を訪問中で、故に響と顔を合わすことになった。ただ二人の出会いはお約束通り最悪のパターン。
リカはリカで、文芸部で作った部誌を花井に渡してしまう。当然響の才能が花井に知れるとわかってのこと。
そしてリカは知らなかったが、花井から雑誌「木蓮」に名前しか入っていない傑作が投稿されていたと聞くことになる。
その作品は花井が関わる雑誌への応募作だが、応募ルールに違反していた。ただ読んで世に出したくなった花井はルールを破って選考に残していた。
ゆくゆくは編集者の花井と作家の響が、他にはない唯一無二の関係性を築いていくのは想像できますが、この二人の出会いは最悪から入って反対に転じるパターンのやつなのか。
二人は最高のコンビとなるのでしょう。既に花井がべた惚れしてしまっているし。
また実は響の先輩の「リカ」にも非凡な才能がありました。しかし、リカは自分と響の才能には天と地ほどの差があることに気がついてしまいます。
でもタイプは響とは異なりますが、リカも多大な努力をして響とライバル関係になっていくのでしょうね。もしくは「響には敵わん!」となり別の才能で花開くとか?(まだ次巻以降は読んでませんが、そんな単純じゃないのかな?)
あと、花井が響とリカのどちらかを選ばなければならなくなるとか(これも想像です)
素人考えだと今後の展開で思いつくのはそれくらいですが、今回の応募作がすんなり通ってはサブタイトルからして小説家になってすぐ話は終わってしまうわけなので、響も一度は挫折して「精神と時の部屋(by ドラゴンボール)」に行くみたいな感じかも…
そしてこの2巻の最後、リカのことをからかった作家に対し、響がまた狼藉を働く!
それは普通に暴力行為なんだよな。
まあ酷いことを言われたとしても向こうが手を出していないのに蹴飛ばしてはダメなわけで、でもまあマンガなので、逆に響の異常性がないと物足りなくなってしまうのかもw
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