これは切ないやつ。反則なのよ。途中で話の最後まで想像してしまって泣きそうw
Netflixで。はっきりとは書いてないけど何となくネタバレしてますので。
自分のピアノの音が聞こえなくなった少年とヴァイオリニストの少女。幼なじみと友人というやつ。(中学生ね)
母の死をきっかけにピアノから離れてしまっていた有馬少年。少女との出会いで再びピアノと向き合うことになる。
どうやら母親の愛情の表現が変な方向にいってしまったんでしょうね。まあ急いだというか少年に何かを残そうとしたみたい。その母の呪縛から解き放たれないと前に進めないのよね、という前半。
それぞれが葛藤して拘っていたものから決別というか、卒業して新しくスタートしていくのを描いていて、別れと成長の物語という印象を受けました。
コンクールでショパンとかに乗せて苦悩や感情を吐露するみたいな内面系のやつ。
解放された後半は子ども時代からのライバル(というか信奉者かな)の登場と、母の友人のピアニストという協力者も出てくる。
モーツアルトは「旅をしろ」と言った。この先に何があるのかなんてわからない。でも僕らは歩き出したんだ。
なんだかシビれるw
心情に迫るので観ていてつらい部分もありますが、ちょいちょい入るおちゃらけのパートでキツくならないようにしてくれているのかな。
彼女本人の方がつらいのに主人公の彼はうじうじしすぎというのは仕方ないのか、というかそういう話なのか。感情豊かな人生になっていくのだろうね。でも彼女はほんとに大人だったんだと思うよ。
ガラコンサートで来ないくだりは「タッチ」を思い出してしまいました。
ああいう特別な日に来ないというと私には「タッチ」なのよね。自分を音楽の世界に連れ戻したくせに、当の彼女は…。そういう突発的なやつじゃないけれど。
ピアノ関連では、以前読んだ「ピアノの森」は感動しちゃうマンガでしたが、これは泣かせるやつ。というかストーリー的に、もうこういうのは反則だと思う。
終わってしまうと、もう少し思い出を増やしてあげたかった気もします。まあ、思いっきり生きて人生を彩れということなんだろうな。今回はアニメですが1巻は無料で読めます。
私はピアノを弾ける人に憧れがあるのでクラシック系のマンガは好きっぽい。他にも探して読んだ方がいいかも。
のだめカンタービレとか、懐かしい所ではくらもちふさこ先生とか読んで見ようかな。「いつもポケットにショパン」というのがあったよね。ぐぐれば他にもあれこれ出てくるので。
クラシック系でもう一つ思い出したのは、子どもの頃に観た「赤いシリーズ」で「ラ・カンパネラ」とか「英雄ポロネーズ」をやっていた。
赤いシリーズは幾つもあるんだけど、ぐぐったらそのピアノのやつは「赤い激流」でした。これは山口百恵はちょっと出ただけだったみたい。
記憶が曖昧ですが、主役は水谷豊だったのか。配信で観られないのかな。子どもの頃夢中で観てた「赤い疑惑」とか、そういうのもまた観たい。
広告とか
-- 記事一覧ページへ --