このkindle本はまだ初めの方しか読んでませんが、セミリタイアブログで常々書かれている事のまとめのような気がします。
おさらいとしてでもいいし、新たな発見もありそうで、またゆっくり時間をかけて読んでいこうと思います。
まえがきから、
2005年から2010年にかけて、ブログ『考えるための書評集』に掲載された、労働について考えたエッセイや書評が、収録されている。
とあり、著者のブログをまとめてkindleで書籍化したもののようです。実は私はこのブログをたまに見ていたのでこの本を知ったのですが。
日本の「会社中心主義」、「労働至上主義」の世の中に、ずっと疑問や怒りを抱いてきたひとりである。<中略>なぜもっと会社に拘束されない自由な人生の選択肢はないのか、ずっと憤ってきた。
ともある。
男女共にパートタイムという働き方、いわゆるワークシェアリングが進んだオランダを例に挙げ、社会制度上不都合なことがなく、このような働き方を選べたらいいのではないかと問いを投げかけています。
労働が尊ばれるこの日本で、「働かないことを望むこと」が攻撃すべき対象だと思われないように、少なくともそう願う人がバッシングされないよう意識改革されないだろうかと、著者と同じく多分セミリタ関係者も感じていると思います。本ではタイの労働観を例に挙げている。
後半は書評もかなりな数入り、私の好きな下川裕治氏の「日本を降りる若者たち」等についても書かれています。私もこの本で「こんな生き方もあったのか」と目から鱗が落ちた方なので。
事情により当該する過去記事はブログから非表示にされているようですが、価格も価格なのでちらっと読んでみてもいいのではないでしょうか。
まだ全部読んでいませんが、労働についてはあれこれ考えるセミリタイア関係者として、取り急ぎ紹介したいなと思ったのでブログに投稿します。
-<「セミリタイア・仕事」カテゴリーへ >-
-< 旧ブログの「仕事」カテゴリーへ >-
-< 旧ブログの「退職」カテゴリーへ >-
-< 早期リタイア・退職・働く事についてお勧め関連本 >-
広告とか
-- 記事一覧ページへ --