「論破力」(ひろゆき)


論破の仕方というか、対人関係でのものの考え方が主じゃないかな。

凡人がこの本にあるような事を日常から学んでいくと、結構な年月がかかると思っていて、数百円でこういう事を教えてくれるというのは本当にありがたいこと。

意識できる人にはすぐできる事柄なんでしょうけど。私が若い頃って、こういう内容の本ってあったのかな?

昔は何でも努力して…みたいな風潮だったから、こういう一見力を抜いた感じで世の中を渡っていくというのは教えてもらえなかったわけだよね。

 

「論破」について、この本の前半部分を少し挙げると、

・理系のように事実で話を進める(もっともらしい意見より事実の方が断然強い)

・好き嫌いのような主観の話には参加しない(不毛。でも好き嫌いの理由を考えるのは有益)

・目の前の相手と討論するより、見ている人に自分をどうプレゼンするか(ジャッジする人に合わせる)

・相手の思考パターンにより説得の仕方を考える(通常は論理的に説明する以外ないが、例えば権威に弱い人なら「○○先生も言ってましたよ」等が効く)

などです。

タイトルになっている論破については嫌われてもいいなら有効ですよね。仕事なら、たまに意識してこの本の感じのものの言い方をするのもいいと思います。

(ふわっとした部分を細かく数値で確認する、相手の言っていることが怪しければしっかり詰めるなど、要は面倒で流してしまいがちな事をしっかりやる。)

でも皆と仲良くすごしたい環境ではやらない方がいいかなという感じw

 

自分は基本的に感情が入ってしまう方だと思うので、なるべく感情を入れず「人生はゲーム」のような考え方で生活できたら楽だと思い、今ではそう心がけてます。

メンタルが強くないなら、多分そういう風に思うしかない。

どうでもいいことにムキにならなくてもいいですよね。それは年を取る毎に理解してきました。

思えば、ほとんどの事は本当にどうでもいいことです。さらっと流すスルー力というのが大事なのかなと。ムカッとして相手を言い負かしても、その時に一瞬気分がいいだけで後々別に良いことはない。(特に親に対して)

こういう考え方は若い頃に読みたかった。熱くならず冷静に生きるのが楽しいかどうかは別として、頭にあればもっと楽に生きられた気がします。実際、時と場合により有効な方法ではありますし。

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