会社を辞めたとき固定費削減のためにやったこと


早期リタイアをした人は資産持ちでも節約家が多いと感じますが、私の場合は悠々自適の早期リタイアとはほど遠く資金不足のセミリタイアです。一般的には給料も上がらないこのご時世、潤沢な資金を貯めてヤッホーと定年を待たず会社を辞められる人は少ないでしょう。

なので退職するか悩んでいる方々には、悠々リタイアよりは切実な私の貧乏セミリタイア事例が参考になるっちゅうことで、退職したときに固定費を減らすためにやったことを、今一度確認しておきます。

これもやっときゃあ良かったのに…というアドバイスがあれば、後学のためにコメントいただけると嬉しいですよ。私だけでなく読んでいる人にも役立ちます。

基本的に、お金を払って面倒なことを肩代わりしてもらっているのが現状なので、削減にはある程度自分で調べたり工夫する心構えは必要です。ただ家賃などパーンと引っ越すだけで毎月確実に違うものがありますから、そういうのはサクッとやってしまいましょう。

 

南国でのんびり

疲れたら南国でのんびりしてもいいんじゃないの

スマホをガラケーに戻した

働いていた頃は毎月8,000円近く払っていました。そもそも車通勤だし外でネットはあまり利用していなかったので、以前使用していたガラケー端末を携帯ショップに持っていき、戻してくれ~とやってきた。現在ガラケーは月額1,334円の支払いで、今のところ通話しても数十円増える程度しか使ってないですw

正直いって私は電話とか滅多にしないのでガラケーさえも不要かも。ただあちこちに登録してある電話番号を変更するのが面倒なので番号維持のために保持している様なものです。

詳しくないんですが、Viber、LINE、カカオトーク、Skypeなど「無料VoIPアプリ」と呼ばれる無料の電話アプリもあるようですし、私は福岡時代にスマホ端末で月額1,000円の格安SIMを利用するようになったので、そっちでIP電話の050番号を取得して利用した方が一般の電話にもかけられるので二台持ちしなくていいですね。

私だと更にガラケーの解約で通信費削減が可能ですが、コミュニケーションが好きな方はこの費用をどう考えるかですね。音声通話をあまりしないなら、少なくともMVNOの格安SIMは検討した方がいいと思います。

 

固定電話があったので解約

それにしても昔は固定電話の権利ってのが6万とか7万とかしたものですが、就活の学生は電話が必須だと皆お金を出して固定電話を設置していました。今の学生は仕送りも少なくなって大変だけど、その分安く生きられる情報もネットで得られるからね。

ある程度高く買い取ってくれる時代に3万円くらいで一度権利を売った記憶がありますが、なぜか固定電話が復活していたのですw。結婚したときに引いたのか、よく覚えてない…。

 

インターネット環境を見直し

固定電話+フレッツ光回線でインターネットをしていました。実家に戻る前提や、旅行時に使えることも考えてWiMAXに変更しました。体感的には光回線の方が快適ですが、まあWiMAXでも別段問題なく、逆に引越が多かったので楽で良かったと思ってます。

ただ安くなったといっても1,000円/月程度かなあ。WiMAX契約のキャッシュバックがあったし、Nexus7ももらったので、もう少し資金セーブにはなったかも。(不要なものはもらっても無駄だけど売ってしまう手もありますので)

 

月額固定のサービスは解約

退職時はHuluに入っていたので解約しました。ただ定額視聴サービスは、ドラマや映画好きなら暇つぶしとして大変コスパがいいと思われ、月額500円のdTVで復活してしまいました。現在はAmazonプライム会員になってプライムビデオを楽しんでます。ただ新作を見たい人はレンタルビデオ屋の方が安いかも。

こういうのは一旦全て解約して、また必要だと思った時点で適宜再加入すればいいのではないでしょうか。スカパーのように解約が面倒なのは二度と入らないけどね。

 

年会費のあるクレジットカードを解約

元々ゴールドカードのような数万円とかの会費があるものは持っていなかったけど(収入的には作れたけどなあ?)、年会費数千円のカードがあったので解約しました。逆に有休消化中に、アフィリエイトのセルフバックがあるクレジットカードに申し込んで入会しました。Yahoo JCBです。キャッシュバックちゃんとありましたよ。

クレカが10枚くらいはあったので、整理のため年会費無料のやつもいくつか解約しましたが、無職だとクレカは作りにくくなるので無料ならキープしておいても別に問題はなかったと思います。ただ枚数がありすぎて、今でも4枚ありますけど、そんなにいらないでしょ。(そういえば銀行のキャッシュカードを兼ねるデビッドカードも一枚作ってしまい、たしかこれが年1,000円かかってるので解約したい)

 

スポーツジム

逆に退職して運動のために入会したけど、多分一年もしないうちに退会したw

平日会員で月額6,000円程度だったと思います。金銭的余裕があれば家では難しい運動もできるし、気分転換にもいいのでジムはわるくないと思います。風呂やサウナもあるし、健康維持が一番の資金節約です。通わなくなったら速攻やめればいいのです。

 

車を売却

退職直後ではありませんが、福岡に引っ越す前に売却しました。田舎だと車がないと生活が立ちゆかない場面があるので車無しは難しいです。今は戻って一時的に地元の松本にいますが、今後は公共交通機関が発達した都市部に住むと決めているので思いきって売却です。

ただ将来的に両親の介護が必要な状況になれば、これまた一旦地元に戻るので車は必要になるかも。任意保険は等級が下がると保険料が高くなってしまうので、自動車保険の中断証明書は解約時に取得して保存してあります。有効なのは10年までですけど。

 

禁煙

これは40歳で禁煙してから吸っていません。好きならやめる必要もないと思いますが、仕事を辞めて資金的に厳しいなら削減すべきものの一つかも。

 

本は新刊をなるべく買わない

固定費ではないですが、定期的に本屋に行って買ってしまう人は多いはず。

以前はどかんどかんと買ってしまっていました。そのわりにそんなに読みもせず(笑)積ん読本も未だ相当ありますし、買っても一度に一冊とか制限をかけねばと思いました。

ブックオフなど古本か図書館を利用するつもりでしたが、今のところ図書館はあまり使ってないです。一番は場所の問題ですかね。無料なので利用しない手はないのです。

ブックオフやTSUTAYAをみると、都市部は中古本の数と種類が豊富で羨ましいです。どんな本があるのか眺めているだけで楽しく、これが私が都市部に住みたい理由の一つでもあります。

 

住宅ローンのある自宅を売却

自宅を売却、引き渡し完了したときの投稿があります。

計画的な早期リタイアなら、住居費を確定するためにローンを完済したり、一括で購入したりという場合もあるかと思います。あるいは家賃の安い家に引っ越すとかですね。

自分の場合は、月々8万円の支払いがまだまだ先まであったので売却です。専有面積が100㎡くらいあり広さも修繕積立などの維持費も退職した身にはオーバースペックでした。なのでローンが終わった持ち家でも売却したと思います。断熱性能もありますが、単純に広いと暖房費もかかりますし掃除も大変です。

家賃だけでなく、暖房費を考えてトータルテンボスで費用を下げる方向で考えます。もし頻繁に通いたい場所があれば、交通費も含めて考慮した方が良さそうです。

固定費削減でやったことはそれくらいですかね。

 

最後に

前ブログの最初の投稿で「退職の意志を会社に伝えた記事」にも、貯蓄温存のための固定費削減についてはちらっと列挙しているので興味があればどうぞ。

 

仕事がつらい時は一時的に逃げましょう

今回書いた感じで固定費をカットしていけば、単身者なら月に10万もあれば暮らせます。学生時代はそれくらいで生活していませんでしたか? 退職時は年金も免除申請の話をハローワークでしてくれたと思いますし、100万もあれば次の仕事が見つかるまで暮らせます。

配偶者がいればそういう時こそ頼ればいいと思います。自分は家の事をやって配偶者の負担を軽くしましょう。そういう時に頼れないような配偶者だったら、そっちもおさらばすることを考える必要があるかもしれません。(なんてね。それはそれぞれ事情もあるし大きなお世話ですね)

 

○固定費削減のおまけ○

床屋は普通の床屋に行ってたけど1,000円カットにした

贅沢にも退職するまで、4,000円くらいする普通の床屋に行ってました。引っ越したりで何度か別の床屋にしたこともあったけど、高校くらいから通ってたから、床屋のおばちゃんと話すのがちょっと楽しみだったんだよ~。

 

-<「セミリタイア・仕事」カテゴリーへ >-
-< 旧ブログの「仕事」カテゴリーへ >-
-< 旧ブログの「退職」カテゴリーへ >-
-< 早期リタイア・退職・働く事についてお勧め関連本 >-

広告とか


-- 記事一覧ページへ --



Pocket

同じカテゴリーの記事

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. とま より:

    退職を会社に伝えた時の記事、再度読んできました。
    当時も読みましたけど、やっぱり忘れてますw
    結構具体的な数字書かれてましたね。
    私は今39ですが年金はずっと免除すると6万代ですw

    当時からして今はいかがですか?予想通りでしょうか?

    私はちょっと調子が悪くなったりしましたけれど、まあ良くも悪くも劇的変化もない感じですかね。

    よかったらまた記事にしてみてください。

    1. じゅんぺー より:

      >とまさん
      初めは地元とかばらすつもりがなかったので、数値とかばりばり書いてますね(笑)年金は同じくらいですが、かなり先のことなので実際はどのくらいになってしまうのか不透明なのがいけません。とまさん若かったんですね。それなら私より遥か未来の話ですね(笑)
      皆将来が不安なので収入が多い人も溜め込もうとするし景気が良くならないってことですかね。全体的に欲しいものがなくなってきたような感じもありますけど。(それは早期リタイア関連の情報ばかり入ってくるからかもですが)

      リニューアルしてしまったので、もう一度思い出して色々と書きたいです。

コメントは停止中です。