貴志祐介の「黒い家」は以前読んだ本で、怖さとしては最恐の部類に入るので思い出して書いておきます。
冒頭は保険の話が続いて退屈に思うのですが、家を訪ねて行った辺りから俄然面白くなります。
生命保険会社の調査員が主人公で、その調査に向かった家で事件が起きますが、人間が持つおぞましさがじわじわと迫ってくる感じ。
ラスト近くのエレベーターの件りなんて、心臓を止める威力ありましたよ。
危険と分かっていて何でそれをするかなというジュラシックパーク的なイライラ感もあった気がしますね。細かい部分は記憶にないのですが、とにかく怖かった記憶があるのでご紹介。
映画になっていましたが残念ながらそちらは観てません。
貴志祐介だと「天使の囀り」と「クリムゾンの迷宮」が好きで、私としてはそちらの方がお勧めですけど。
内容も何も書かずにリンクだけ貼るのもあれなので、一応ちょこっと書いときます。
クリムゾンの迷宮はクローズドサークルミステリーというのか、あるシュチュエーションが与えられ、その中で与えられるヒントや器具を駆使して生き残る、ある種ゲームのような話。これで物より〇〇の方が大事なんだと学んだ気がする。
天使の囀りは感染症的なもの、というか何らかの原因で恐怖を感じなくなる症状が現れ、ビルから飛び降りるのを逆に幸せに感じてしまうような現象が発生し調査していく話。虫的な気持ち悪い描写がありますが、最後はある少年の為にそれを逆手に取るみたいな。
これじゃ分からんすよね〜。amazonのレビューでも読んでくださいと人任せw
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