楽器とか絵とか、芸術系って若い頃に薄っすらやってみたいとは思っても、諸々あってやらなかった人は多いと思います。
還暦が近づいた今は誰に取り繕うことも無いし、退職して暇だというなら昔ちょっとやってみたかったなという事を始めるのはいいと思うんですよね。試してみるだけでもね。
ということで、私が始めたのは楽器やDTMで、それらは挫折しやすいと言われます。
私もギターは細々とやってるもののほぼ挫折状態です。DTMは数ヶ月スパンで一曲Upする程度だけど、まだ自分にしては続いている方です。
ただ別に挫折してもいいし、趣味なんて変に拘るよりは新しいことをどんどん始めて自分に合うものをやればいいのだと思ってます。
今回は何が悪いとかダメだではなく、色々自分には難しいこともあるけど、のんびりやっていこうという思いで書いてます。
楽器はそもそも遠慮なく音を出せる環境が整ってないのがあると思うんですよね。練習したくても周囲に聞こえそうだよなとか迷惑だなと思って控えてしまう。
若くてプロを目指すとかならスタジオを借りてやるのでしょうが、趣味でそこまでの本気を続けてやれる人は少なさそうだし。
そうやって練習を続けた人でも、単純に手首が痛くなる等、(特に高齢になると)フィジカルの問題というのもあると思うわ。スポーツと同じでドクターストップがかかったり。
DTMは、それが楽しい理由でもあるんだけど、覚えたり、やることがかなり多いんですよね。
先ずは音楽自体の知識を深めるというのがあるし、それを持っている人でも、PC上でどうやって実現していくかという課題があります。
打ち込みならDAWや各種プラグイン(ソフト)があって、音源もエフェクトもあり、使い方がまちまちで試行錯誤になります。
打ち込まなくていい場合、自分で歌う場合や楽器を弾けてそれを録音するにしても、機材のセッティングや録音した音からノイズを除去したり、そういう作業が発生します。クオリティを上げようとするとなかなか難しいはず。
歌ものなら歌詞も必要で、一般人の自分が歌詞を書くとか思いもよらないし、作詞は一つの大きなジャンルですよね。
私はかなりいい加減にやってますが、(すごいものを作ってる人たちは)ボーカルに関しては他の全ての音源にかけると同じ(かそれ以上)に丁寧な作業をしているはず。
その後も難しいのは、そこまであれこれ進めて作ったそれぞれの音を上手く混ぜる作業(ミキシング)もあり、これは世に出ているプロの曲を聞くと違和感なく一体感があるし、すごいなあと思うわけです。
あとネットにアップしたければ動画も作ってみたいと思うし、それはそれでまた調べる事もありますよね。
そういうのをあれこれ調べるのが楽しいのはあるんですけども。(私の場合は音楽や動画云々より、根本がそういう趣味なので)
そうやって完成したとてですよ、人様と比較して圧倒的に自分の作がショボくて稚拙なのです。なのでそりゃあ挫折しますよ。それでもまあもう少し作ってみるかというメンタルも必要になりますよね。
何事もゼロから始めるんだからそうですけど。
それぞれについてはネットを調べれば情報が出てくるし、ソフトは無料のものも沢山揃っているので、完全に以前よりは素人でも趣味でやれるような敷居の低いものになっているはずではあります。
そもそもですが、そういうPCソフトの操作や技術的な知識に習熟しても、いわゆる良い曲になるかはまた別の話ですし。
逆にギターとか楽器はあれこれ調べ過ぎずに、単調な練習を飽きずに自然と体が動くまでやるということなのでしょうね。自分は続けられないから知らんけど。
よくFコードで挫折するというけど、最初の方にやるCコードだって1弦に指が触れてしまって綺麗に音が鳴らないとか、逆に6弦をミュートとかありますもんね。
スポーツと同じで反復練習なので、それが楽しくないと続かない。なので「単身者で人と会話しないので声が出なくなる」問題の対策にもなる、コードが簡単なのを弾き語りするしかない。
だから何だよって話ですが、0-100でやるかやめるか(挫折)じゃなくて、たまにやるとかでもいいかなっていう状態になってますw (なんだそりゃ。そんな感じだとなかなか上達はしないけどね)
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