ライブ遠征で千葉の幕張メッセまで行ってきました。ライブ前日の夜発の便で成田に着きましたが、空港のホテルに泊まってみたかったので、成田空港のカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」に宿泊してみました。
カプセルホテルの場所としては成田空港第二ターミナルビルの向かい側(というのか?)にあります。
チェックインした時にタオル、バスタオル、館内着(薄いガウンのようなもの)、歯ブラシセットを渡されます。館内着はチェックアウト時に返却するように説明を受けました。
歯ブラシは洗面所にどうぞ使ってくれと沢山置いてあるカプセルがほとんどですが(私の経験では)、ここは外国人も多くカプセルホテルの勝手がアレなのか、チェックインの際に上記を袋に入れて渡されるだけで他には何も置いていないです。(ティッシュとペーパータオルが少数あった。ホテルによってはタオルやガウンも自由に取れるように置いてある所もありますのよ)
造りですが、フロントからチェックインして入っていくとロッカー、奥に洗面トイレエリア、そのまた奥にシャワールームエリアと細長く区画分けされています。それぞれのエリアの横に入る感じでこれまた細長いカプセルエリアが儲けてあるという配置ですね。共有の休憩所みたいな部屋は一切無し。遅く来て寝るだけという想定でしょうね。
カプセル内は波?のような1/fゆらぎのような音がしていて(音量は変えられる)、人のいびきをかき消せる感じで睡眠自体は比較的快適でした。
ロッカーは貧乏カプセルにありがちな上下別ではなく、上下ぶち抜きサイズで一人占有でき、また幅も旅行用のキャリーケースが入る位のサイズはあったと思います。体積があるロッカーです。
ただチェックインしてしまうと、シンプル過ぎて内部に飲み物の自動販売機も何もないので第二ターミナルビルで食事などを済ませてこないと面倒です。せめて飲み物くらい欲しい。ウォーターサーバー的なものも見当たらなかったので、自分でペットボトルの買い置きがなければ洗面所の水を飲むしかないです。
ちなみにジェットスターなどLCCは第三ターミナルに到着しますが、電車やバスは第二ターミナルビル発着です。第三から第二ターミナルまでは歩くことも可能ですし、無料のバスが往復して輸送しているのでそちらも利用できます。
実際一度歩きましたが、陸上トラックのような通路になっていて、脚に負担が少ない感じがするし歩くと気持ちがいいですよ。
次の日(ライブ終了後)は、千葉近辺の安いカプセルホテルに宿泊しましたが、こちらは貧乏カプセルホテルでした。スリッパが無いのはどうにかして欲しいですね。(サウナにある汗を吸うマットの上を歩かされますが水虫など移されそうで…私は靴下を履いてましたが)
そういう(どういう?)古い感じの貧乏カプセルホテルにはちゃんとしたもので若い人がいないのですよね。やはりネットで見ると区別がつくのだと思いますが、見事に貧乏カプセルにはよれたおっさんしかいません。
そういった貧乏カプセルホテルですが、外出する際はフロントに鍵を預けシューズロッカーキーを受け取ります。戻って来たらシューズロッカーの鍵を渡しロッカーの鍵を受け取る仕組みが多いと思われます。
ナインアワーズ成田空港の場合は外出していないので不明ですが。(ロッカーに靴を入れるシステムなので鍵は一つでしたが)
貧乏カプセルか新しい綺麗なカプセルかの違いは、多分大浴場なのかシャワールームなのかをチェックすればいいのかもしれません。(まあ予約時の写真で分かるかなw) 値段は大差ないですが(今回のナインアワーズはカプセルとしては高いけど)、カプセルといっても清潔さや気分的にだいぶ違いますよ。
あと貧乏カプセルホテルにはかなりな確率で漫画が置いてあります(笑)
お値段はナインアワーズが4,900円でカプセルとしてはお高め、比較対象として貧乏カプセルホテルが2,300円でした。博多のカプセルなど2,500円程度で新しくキレイなやつがありましたよ。たしかキャビンホテル博多だったか。(スリッパは無かったような気がしますが)
新規にカプセルホテルを設計する人にお願いしたいのだけど、簡易的でいいのでカプセルに鍵がかかるようにはならないものでしょうか?(ブラインドやカーテンを固定して、もし開けたら破壊されるので気が付く的な) カーテン的な区切りだけなのでトイレなどいちいち物を持って出ねばならず非常に面倒くさい。まあ全部ロッカーに入れる想定かもしれませんが、多くの人がスマホなどを充電していますよね。
広告とか
-- 記事一覧ページへ --
旅館業法施行令(昭和三十二年六月二十一日政令第百五十二号)
(構造設備の基準)
第一条 旅館業法 (以下「法」という。)第三条第二項 の規定によるホテル営業の施設の構造設備の基準は、次のとおりとする。
(中略)
2 洋式の構造設備による客室は次の要件を満たすものであること。
(中略)
ハ 出入口及び窓は、鍵をかけることができるものであること。
カプセルホテルは旅館業法での簡易泊所営業に該当するので、上記条文から逆読みすると、鍵は不要ということになります。
エロビデオの充実しているカプセルホテルが最近少ないのが不満。
>ドラゴン松さん
私の用途としては、ネットカフェのような小さな貴重品入れ(ダイヤル式でok)がカプセル内にちょこっとあれば十分です。