GYAOにあったのでBBC版の「レ・ミゼラブル」(8話あるやつ)を観ました。
昔から映画等で見たことはありますが、最後までしっかり見たのはこれが初めてかもしれん。原作は読んでないし。
長編だし原作からかなり端折ってはいるのだろうけど、これで一通り流れがわかったのかも。
主人公のジャンは改心し、自分に不利益な事でも正直に話してしまうし、自分にとってはいない方が得になるような人も救います。
ジャベール警部は正義の人で、ジャンを追うことがライフワークになっていたんだけど、ジャンのそういう法を超越した行為を知った事で色々と考えさせられることがあったんでしょうね。自分が長年信じてきた価値観を覆させられるような。
11/8までは、一話から観られるようなので。
タイトルは惨めな人たちという意味があり、物乞いが出て来たりするけど、日本では禁止されていますよね。ただ、そうであるならば生活保護を受けに来た人を追い返したりせずにちゃんと機能させて欲しいよな。
以降は自分用備忘録で荒筋をまとめますが、完全に最後までネタバレしているので、知りたくない人はここまでです。
・ジャンバルジャンはパンを盗んで19年もの間、牢獄で使役。その時に看守としてジャベールがいた
・刑期を終えたジャンは、通りすがりの人の勧めで司教に世話になる
・ファンテーヌというお針子が恋に落ちるがやがて捨てられる
・ジャンは司教を裏切り燭台等を盗み捕まるが、司教は彼に与えたものだとし善人になれと説く。その後、ジャンは少年から40スーを盗んでしまう
—時間が経過—
・ファンテーヌは困窮して宿を経営するテナルディエ夫妻(こいつが悪人)に娘のコゼットを預ける
・ファンテーヌはモントルイユの市長マドレーヌ(実はジャンバルジャン)が経営する工場で働き始める
・元看守のジャベールは警察官としてモントルイユに赴任
・コゼットが預けられた宿の主人テナルディエはファンテーヌに娘コゼットの為だと大金を要求するようになる
・ファンテーヌは違反をして工場を首になっていたため、髪や歯を売り、更に娼婦となりコゼットの為に送金。
・ファンテーヌは病気になりマドレーヌ(実はジャンバルジャン)を頼るが、娘コゼットの事を託し亡くなる
・ジャベール警部はマドレーヌ市長が実はジャンバルジャンだと気付く
・コゼットはテナルディエ夫妻にこき使われ虐げられていたが、ある日ジャンバルジャンが現れ大金を払って引き取る
・ジャベール警部はジャンバルジャン達がパリにいると読み、彼を追い詰めるも逃げられる
—時間が経過—
・コゼットはジャンバルジャンが逃走中にかくまってもらった修道院で成長していた
・コゼットの頼みを聞き入れ修道院から出たジャンバルジャン親子。コゼットはいいとこの坊ちゃんマリウスと出会い恋仲に。
・ジャンとコゼットは落ちぶれたテナルディエと再会してしまい、その関係でジャベール警部に居場所を知られる
・ジャンバルジャンはジャベール警部から逃げるために引っ越すが、色々あってコゼットから振られたと勘違いしたマリウスは革命に身を投じる
・ジャンバルジャンはマリウスの様子を見に戦いのバリケードへ。ジャベール警部はジャンバルジャンがいると考えてバリケードに行くも民衆に捕らえられてしまう
・暴動の最後、ジャンは捕らえられていたジャベール警部を撃てと言われたがこっそりと逃がす
・暴動は鎮圧され、マリウスは瀕死の状態だったが、ジャンが救いだし地下道を通って助ける
・ジャンは地下から出るとテナルディエを捜索に来ていたジャベール警部と出くわしてしまい逮捕されるが、警部にマリウスを祖父の家(名家)まで送り届けてくれと頼む
・その後、ジャベール警部はジャンを移送中、ジャンバルジャンを意図的に逃がし、その責を負ったのか川に自ら身を投げる
・助かったマリウスはコゼットと結婚。新婚旅行中にジャンは消えるが、コゼットはジャンを迎えに行く
・娘夫婦に見守られジャンは生涯を閉じる
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