意識高い話ではなく、また下品な話で申し訳ないのですが、録画して見た「ご本出しときますね」で言語感覚や言葉のセンスについて話していました。
出演者の窪美澄さんの息子が、番組の司会をするオードリー若林のラジオのヘビーリスナーだそう。で、そのラジオで若林が「自分磨き」という言葉を使っているというのを息子から聞いて、その話をしていたのです。
いわゆる男子の自家発電のことを「自分磨き」と表現してセンスあるなと思ったのですが、言い得て妙というやつですね。磨いているといえば確かに一部分ですが相当自分を磨いてるもんね。相方発ということらしいですが。
他、「僕」と「俺」の間の言葉があればいいのに…というのにも妙に共感しました。素人がブログを書いていても、僕じゃあちょっと品がよすぎておぼっちゃまぽいし、俺だとワイルドに振りすぎな感じがするのですよね。なので自分とか私にしてますが、確かに中間があればオールマイティに使いやすいかも。
なぜか春日は猫を猫っていうのも直接過ぎていやーんだそうですし、万葉の頃の直接いわない文化みたいなものかも(万葉でしたっけ?) ゴキをGというのも似たようなものかもしれませんが、そっちは口に出すのもおぞましい単語だからまた違うのか。
ゲストの窪美澄さんの本は、以前、本屋大賞か映画化(観てないけど)で話題になったときに「ふがいない僕は空を見た」と「晴天の迷いクジラ」の二冊を読んだだけですが、実はもっと若い人かと思っていました。私とあまり変わらない年齢だったのか。
私が読んだ二作は、ちょっと心が弱くなっているときに切なく染みる話でした。なので名前だけは覚えていたのだけど。
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