「老人と海」を読みました


いまさらですが古い名作というか、名の知れた作品であるヘミングウェイの「老人と海」を読んで見ました。

ちょっと内容を書いてしまうので、知りたくない人はここでリターンして下さい。

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しばらく獲物に恵まれなかった年老いた漁師が、今日こそはと沖へ出る。

とてつもなく大物のカジキが引っ掛かり、遠くまで舟を引っ張られたものの、何日か格闘してやっとのことで仕留める。

やっと大物を捕らえたと思ったのもつかの間、帰路、舟にくくりつけたカジキを狙ってサメが次々とやって来てしまう。老人は満身創痍になりながら撃退する。

しかしやっと港に戻った頃には、カジキはほとんどサメに食い荒らされてしまっていた。

 

ざくっとまとめてしまうと、そういう話でした。

 

よくわかりませんがポイントは幾つかあって、

・一つのことを長年やってきた熟練の老人
・まだ体力はあるものの、自分の体が年老いていうことをきかない。しかし負けるわけにはいかないという気力、精神力
・戦う相手である獲物に尊敬すら覚える
・戦って何かを得たのに、結局は失ってしまって何もならなかったという結末
・老人を師と仰いで世話をしてくれる少年がいること
・陸が見えないような沖の小舟の上でのサバイバル

その辺りが記憶に残りました。

 

最後の方に、
「負けてしまえば気楽なものだ。こんなに気楽だとは思わなかった。さて、何に負けたのか。」
という一節があります。

「何でもない」「沖へ出すぎたんだ」と老人は声にするのですが、この心境は、私はまだそこまで老人じゃないんだけど、世の中の戦いから身を引き隠居生活をしている身分としては何となく分かる気がします。

やりきったのでしょうね。アリスのチャンピオン的な?

 

正直いって、そんなにおもしろいというわけじゃありませんでしたが、海上で精神力と経験をもって孤独に戦う情景は思い浮かびました。

 

魚ではあるが数日の戦いから立派だと思える程の相手との死闘。自分が生きるためとはいえやつのような立派なカジキを殺す権利があるのかという葛藤。

そんな思い入れのあるカジキをサメから守れず、獲物に対しても申し訳なさを感じます。

信頼できる弟子のような少年がいることが、疲れ果てた老人を最後まで正気でいさせ、帰還させる精神力になったのかもしれません。

 

私はあらすじは書けるけど、内容を深く考えられないというか上手く言葉にできないんですよね。生きるために命をやり取りすることの大切さや、最後まで必死に戦ってどうしようもなければすっぱり諦めるみたいなことがテーマなのかな。

自分の経験が少年に必要とされることへの誇り(自分が長年やってきたことへの矜持を持つこと)みたいなものもあるかな。

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