『超AI時代の生存戦略』(落合陽一)を読みました。


若い人とひとまとめにしてはいけないけど、多くがネット以前の我々世代よりはかなり合理的な気がするよ。そういう人が表に出ている(というか自分がチェックしている)だけなのかもしれませんが。

人生全般において感情的にならず合理的な選択をしていければ賢いのだとは思います。

これを読んだ自分にもっと向上心があれば、無職以外の才能がまったくない平凡な自分を見て「どこか尖らせる部分は無いのだろうか」と焦る気がします。でも世の中には自然と尖った部分を持つ人がいるんだよな。

 

まあでも、これからは自分が楽しいこと、何に感情を揺さぶられるか、何が心地いいのかに従って生きていくしかないんじゃなかろうか。

それこそ私の場合はもう趣味を副業に繋げるなどと考えずに、純粋に楽しいことだけをやりたい。先が長い人の場合は考える必要はありそうだけど。

あと、今は世の中の進み具合が速すぎてついていけませんが、自分の中で可能なアップデート(こういう言い方するよね~)はした方が良さそう。

 

まとまってないけど、読んであれこれそんなことを思いました。本の内容とさほど関係ないかもしれませんがw

 

 

世間ではAI技術が発展すると仕事が奪われるなどと言われますが、この本はそのような時代に必要なスキルやマインドセットを解説したもの(本書を読む前により)

「超AI時代の生き方」
「超AI時代の働き方」
「超AI時代の生活習慣」
の3章から成っています。

メインは生き方、働き方の方だと思いますが、わかりやすいし自分が引っ掛かったので、3章「超AI時代の生活習慣」からコンプレックスについての部分をご紹介。

こういう風に言われたら、若い頃に感じたコンプレックスについては自分の中で消化して何かに変換できたかもしれないなあ。

自分の頭で「コンプレックスとは何か?」などと考えることのない日々だった…

 

「コンプレックスと平均値」

コンプレックスはマイナスのエモさ。(エモさ:感情の揺れ動き)

コンプレックスには二種類ある。
1: 「強い憧れがあるけど、それが達成できない」
2: 「他人からみて劣っている」

1は実は無意味。人はできることしかできない。できることだけをやればいい。憧れてもいいがコンプレックスを感じる必要はない。

2は平均値と比べて低いことによるコンプレックス。これは「そこで戦わなければいい」という方法で解決できそう。レッドオーシャンで戦おうとするからコンプレックスが出てくる。

 

20世紀は平均値社会だった。そこでは平均値が高い個体であることが重要だった。

しかしこれからは平均的なことはコンピュータがやるようになってくる。なので、むしろピーク値が高い人の方が重要になる。

(例えばファッションなら世界レベルで突出するのは難しいので、自分がいるコミュニティ内で自分らしさを出せばいい。流行関係なく好きなものだけを集めていくと、自ずと自分らしさが出てくる。)

 

それでは~。

-<「本の感想など」カテゴリーの他の記事もみてね >-

広告とか


-- 記事一覧ページへ --



Pocket

同じカテゴリーの記事

  • 近所のスーパーの半額タイミングが分かってきましたw近所のスーパーの半額タイミングが分かってきましたw 近くのスーパーに何度か出入りして、なんとなく半額の総菜や弁当が多く並ぶ時間が把握できてきました。日によって当たり外れはありますが。 比較的近いので夜でも […]
  • ギターが重くて腰が痛いギターが重くて腰が痛い ギターはストラップで肩にかけ、立った状態で練習しています。そのためか腰がちょっと痛いぞ。短時間しかやってないのに、これは問題だw 先に体を鍛えなければな […]
  • 変わりませんね変わりませんね 生まれてから何十年も過ぎ、ネットが出来たり色々と変わっても、選挙カーがうるさいのは変わらなかったな。まあ多少は少なくなったか。 そっちの方が当選する […]
  • セミリタイアの場合は卒業と言わず失敗というよねセミリタイアの場合は卒業と言わず失敗というよね なんかタイトル通りに、セミリタイアの場合は卒業と言わずに失敗という人を何人か見かけたような気がします。 資金繰りが破綻した場合だけでなく、金はあるけ […]
  • 札幌で借りやすそうな不動産屋札幌で借りやすそうな不動産屋 以前、札幌に住んだ時に無職でも借りやすそうな賃貸をあれこれ調べました。(旧ブログ2014年の記事 […]
  • FDA 松本-神戸線就航FDA 松本-神戸線就航 松本空港がまたちょっと使えるようになるみたい。頑張ってますね。たまには乗って協力するかな。 神戸発:JH232/JL2603 […]
  • 私はイスカンダルのアナスターシャw私はイスカンダルのアナスターシャw いや、スターシャだってのはわかってます。 人生なんて運なのは仕方ないと思いますが、本人の努力関係なく生まれで運がいい人と悪い人の差が酷すぎるじゃん。 […]

SNSでもご購読できます。