前巻の投稿でも書きましたが、「物男」とは自分の身体を駆使し、家具(ベッドやイスという物)として働く肉体労働者のこと。
じつはkindle版を100円で販売していた期間があり、私はその際に全巻(3巻まで)買っていましたw この2巻は何かとんでもない展開になってきたよ。
前巻で、物男の関戸っちは「大角家具」で働く事になり、デザイナーのみどりちゃんとイスを製作していました。
その関戸くんが新デザインのイスを社内プレゼンする際にやらかしたため、なんと!大角家具内で反対運動が起き、それ以降は物男デザインは禁止になってしまった。
ちょっとアレなので書けませんが、関戸くんは恥ずかしくも我慢出来ずに公衆の面前でxxxxしてしまったのです。
ただ、みどりは物男と口に出すことも難しいような社内の雰囲気の中、秘かに新しい素材でデザインを継続していました。
その頃、「乙葉」というみどりの同期のデザイナーが、他の大手家具会社「ミトリ社」へ転職してしまいます。
そして乙葉は物男デザインをパクリ、ミトリ社から「ファニチャーマン」として幕張ドームで開催される世界規模の展示会=家具エキスポに出品してしまう。
物男ならぬファニチャーマンというのが笑いますがw(家具男ですかね)
あと、家具エキスポが開催される幕張ドームはメッセじゃないんかいw 他「ミトリ」とか細かいんだよなw
そのファニチャーマンで作製したピュアドリームという製品は、最新の素材と3Dプロジェクションマッピングにより、お客様に本物の夢を見せる革命的なベッドなのです。どーん!
関戸やデザイナーのみどりちゃんは「ピュアドリーム&ファニチャーマン」を何とかしようとするが…
というのがメインのストーリー展開です。
その辺りから話が現実離れして訳がわからなくなってきますが。(現実離れは元からでしたね)
あと、実はみどりちゃんは「大角家具」ではなく子会社の「西村カンパニー」として自作デザインの物男イスを家具エキスポに出展していたのです。どうなるのか……
これだけじゃなく、実際の2巻はかなり盛り沢山な内容であるよ。
デザイナーのみどりちゃんは、物男としてのセキドッチ(イスの形態はそう呼ぶ)はすごく好きだけど、男としての関戸くんはキモくて生理的に無理なんだよな。
次巻完結。関戸くんの愛はどうなる~。
巻末に外伝。ベテラン物男で西村カンパニーの社長「西村」が物男になった顛末が読めます。西村社長の散々な過去が物悲しい。
永田一由氏の作です。(完結編の3巻へつづく)
広告とか
-- 記事一覧ページへ --