Kindle Unlimitedはしばらく続けるかなあ


今日で試用開始から30日になります。

というか、「2016/9/1にお客様のメンバーシップは月額制の会員サービスに更新されます。」とあるので、第1回目の支払いをしてしまったことになりますね。

 

色々と問題が出て来ているようですが、私は月々980円で漫画が読めるだけでも十分ですし、ある程度読んで読みたいものが見つからなくなってきたら止めようかと思ってます。

最近の利用方法として、他にすることがなければ一日数冊の漫画を読んでいて、今はカイジを読んでます。(カイジはあれだけ思考能力があるなら外でも有能だろうに! 全巻読み放題だったはずが、まさしく今日、6巻からUnlimitedじゃなくなっていましたが…)

 

音楽聴き放題や読み放題というのは、創作者が今までのように収益を得るのは難しいと思うのですが(音楽はCDからライブ収入に移行してきているとか)、このUnlimitedは無限にダウンロードできるわけでもないし、私は今までなら読まなかったようなジャンルの本をちょっと手に取れるような感覚で、それにより全体のパイが広がるきっかけになればいいなと思ったのですが、読まない人はただでも読まないでしょうから、まあ色々と難しいのでしょうね。

田舎で本屋もない、図書館も遠くてなかなか行けないという人にとっては、かなりありがたいサービスだと思うので、支払い面などの問題を解決していい感じに継続していってくれればと期待するのですが…。

 

まあ自分が残って欲しい作者のものは、今のところはとりあえずお金を出して買いましょうよ。そのうち読み放題における別の良さげな収益化モデルがでてくるかも知れませんし。

amazonはダウンロード数などは公表しないようですし、自分だけがコントロールして上手いことやろうって姿勢に反感を買うのでしょうね。

ま、とりあえずやってみて問題点を洗い出し次に繋げるってこともありますしね。

 

昔読んだ「フリー」という本に百科事典の例が載っていました。マイクロソフトはエンサイクロペディアだかブリタニカだかのシェアを「エンカルタ」というCDの百科事典で奪うのですが、全体として百科事典に使われる金額の総数はがくっと減ったものの、それをマイクロソフトが独占したというような話です。今はネットがあるので「エンカルタ」にもお金は使われなくなってしまいましたが。

それは今までのような収益構造がずっと続くわけもなく、時代に押され変わっていくという話でしたが、単純な音楽や暇つぶしにさっと消費するような小説ならそれこそロボット(人工知能)が創作できるようになりそうですし、そういう仕事でも稼げるのは一部のトップの人だけでしょうが、逆に一般人でもブログで小遣いくらいなら稼げるのか?というような面白い時代にはなってきたのかなとも思います。

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