自分で自分の首を絞めたのだと思う


滅私奉公とまではいかなくても、私の若い頃はまだ会社に対して自分のリソースを捧げる…みたいな考え方が一般的だったような気がしますし、同年代の多くは今でも近い感じでやっているかもしれません。

誰もが出来るような仕事をしていても、昔はまじめにさえやっていればある程度の「報われた感」はあったのだと思いますよ。

 

ただ、事情はあるにしても、派遣やバイトの扱われ方で、経営者にとって「労働者というのは入れ替え可能な部品でしかない」と考えているということが、徐々に一般人にも知られてきたのですよね。(派遣やバイトという働き方を選べるのはいいことですが扱われ方がちょっと…)

いざという時に会社は何もしてくれない、頑張って会社に貢献しても大した見返りも得られない、ということが庶民にも知られてきてしまいました。(親切な会社もあるとは思いますが)

 

ネットであちらの国では契約した仕事以外はやらないとか(一般的な労働者の話)、その手の情報が入ってきたこともあるかもしれませんが、日本でも労働者がちょっとサービス(会社の為に自分のリソースを提供)してあげようかなという気持ちは失われつつあるのを感じます。

その点においては経営側はやりすぎて自分で自分の首を絞めたのだと思います。まあ奴隷はロボットに置き換えるから面倒くさい人間など要らん!ということかもしれませんが。

 

すげー優秀な人達が集まる会社というのはどうなっているのか知りませんが、しょうもない会社というのは、希望に燃えたやる気のある若者の、そういう気持ちを削ぐ部分があると思うんですよね。

なのでこちらも初めから期待せずにドライに会社を利用するという思考でいけばいいのかなと思います。自分にメリットがあると考えるのならサービスしてあげればいいし、そうじゃないなら可能な範囲でサボり、力を発揮するのは別の場所でやればいいですしね。

セミリタイア界隈ならまだしも、こういうことを書くと、「お前が自分で自分の首を絞めているのだ」という人もまだ多そうですが、絞まってませんゆるゆるです。

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