VOCALOID4(巡音ルカ)を購入したが動かない->やっと動いた(^^)/


先日「退職後にやりたいこと」のおさらいで書いた結果、速攻で「巡音ルカv4X」というボーカロイドのパッケージをポチっていたのは私です。先ずは付属のソフトをマイノートPCにインストール。

この↑画面を出すまでに最初のインストールから3日かかった

 

具体的には「Piapro Studio VSTi」「VOCALOID4(巡音ルカ)」と「Studio One APE(Artist Piapro Edition)」をインストールしますた。

Studio One APE:
DAW(Digital Audio Workstation)でメインの作曲ソフト。APEとあるのは初音ミク等のクリプトン用で「Piapro Studio」のインポートを許可したOEM、ミク等へのバンドルバージョン。

Piapro Studio VSTi:
ボーカル・エディタ。ルカの音声を編集するプラグイン。Piaproとルカはクリプトン製品で、Studio Oneをクリプトンバージョンにして供給してもらっている形。単独では起動せず、DAWから呼び出すVST形式(Steinberg’s Virtual Studio Technology)。

巡音ルカ:
音声(歌声)ライブラリ。初音ミクのお仲間。Piapro Studioで歌詞や音程を編集。

 

動作としてはStudio Oneを起動してPiaproを読み込むとルカも読み込まれる形らしい。起動したStudio OneにはPiapro Studio VSTiの表示があり認識まではok。しかし、マニュアル通りに編集エリアにドラッグしてみるとエラーになってしまう。

エラー:LoadLibrary failed with error 1114 ダイナミックリンクライブラリ初期化ルーチンの実行に失敗しました。

がびーん。どうやらDLLのロードが上手くいかない。プログラマ時代に自分でも出したような不親切なメッセージだw

 

失敗するのはDLLのパスがわからないのか、アプリの設定が書かれるレジストリをみてもどうも設定が書かれていない。設定はINIファイルでもないようで。

エラーに対するFAQをみても、結局めぐりめぐって「一旦アンインストールしてから再度インストールして下さい」、もしくは「最新版にアップデートして下さい」にたどり着いてしまう。他に有用なことは書かれていない模様。この、うんこ野郎が!

 

必要なものはインストールし、ライセンス登録、アクティベートなども自分では問題なく行ったつもり。サポートに電話をしてくる人は「機器の電源が入ってませんでした」みたいなことがあるのだけど、一体私は何を失敗しているのでしょうか? 

 

それからソフトウェアをインストールし直すために、何度もDVD3枚を入れ替えて嫌になってしまった。しかもDVD内のソフトは古いバージョンでネットに最新版があるよ。すぐにアップデートさせられるチョンマゲ。

だけど結局は最新版でも動作しないので、DVDの古い版から一つずつアップデートされたバージョンの組み合わせを試したりしたけど、無駄な作業だったようです。

 

どうもぐぐると、デフォルトからインストール先を変更してはいけないと書いてあるブログが見受けられました。いやーん、多分、最初にCドライブに空きが無く、デフォルトのフォルダにインストールしなかったのがいけなかったのかも。

しかし全アンインストール、デフォルトでインストールを繰り返しても結果は同じ。アンインストールしても最初のパスの設定がどこかに残っているのかもしれない。ソフトの作りが今イチだ。

せっかくCドライブをむりやり空けたのに。32bit版なら動作するかもと、全アンインストール後に32bit版で揃えてみたけど状況は変わらず。

 

うーん困った。もう一台PCがあればサラの環境で試すのだけど。

そこで一旦「Studio One」という付属のDAWを使用せず、別のソフト経由で「Piapro Studio VSTi」を使ってみることにしました。発想の転換というやつですw

 

巡音ルカを購入すると付いてくるDAW(Digital Audio Workstation)は「Studio One」のOEMで「Studio One APE(Artist Piapro Edition)」というクリプトン社(初音ミクなど)用に「Piapro Studio」の起動を許可したバージョンらしい。

要はルカの音声ライブラリが使いたいのだからPiaproが起動できればいい。ぐぐったら単独でVSTを起動するソフトとして、フリーの「vsthostx64」というソフトが出てきたので、それをインストールしてPiapro Studioを開いたら動作した。

やっと初めてPiaproのウィンドウが立ち上がってルカの音声ライブラリも無事読み込んでいるようだ。

 

これで一応Piapro Studioの起動は確認できました。それなので、Piaproからルカの読み込み自体は問題ないはず。理由は不明ですが、Studio OneからPiaproを読み込むとDLLのロードに失敗するという現象になる。

ただ一応これ(vsthostx64)でルカの操作はできるので、とりあえずそっちでPiaproの操作を学習してみる。(これをやろうとして動作しないので、あーでもないこーでもないとやっていたら数日過ぎてしまった)

 

ちなみにvsthostx64はVSTのhostということです。VST(Steinberg’s Virtual Studio Technology)はDTM(DeskTop Music)で使うDAWという作曲で使うメインのソフトに読み込むSteinberg形式のプラグイン。

(何いってるかわからんかもしれんけど、ついてきて下さい)

 

ルカ付属のPiaproはVSTi(VST Instruments)という楽器やソフトシンセサイザーなど特定の音源を追加していくVST形式のプラグインで、それがルカという音声ライブラリを読み込む仕組みらしい。今回はバンドルされていた「Studio One」というDAWにPiaproでルカの音源を追加したいのだけど、何故かそこがエラーになるという話でした。

 

まあ先の話ですが、一曲作る場合、vsthostx64で音声部分だけ作製し、インスト部分は「Studio One APE」で作製、そこにルカの音声を読み込めばいいのかな? それが出来るなら一応目的は達せられるのですが、付属のソフトが素直に動作しないのは何だかなあという感じ。(多分インストール先を変更せず素直にやれば良かったのだと思うけど…)

逆か。インスト部分を「Studio One APE」で作製。それをvsthostx64に読み込んで重ねればいいのか。

しかしPiaproを動かしながらも、ホストのvsthostx64の使い方が全くわからんです。そっちも同時に探さないといけない orz

 

Piapro Stusioのサイトより

「VST(Win, Mac)またはAU(Mac)プラグインとして、主要DAWアプリケーション(Steinberg Cubase, Cakewalk SONAR, Ableton Live, PreSonus Studio One, Image Line FL Studio, Apple Logic, Apple Garage Band, MOTU Digital Performerなど)と連動。Piapro Studioを使ったボーカルパート制作と、DAWアプリケーションを使ったカラオケ制作を一緒に行えます。DAWアプリケーション側の再生、停止、ループ設定および、テンポと拍子(※1)にPiapro Studioは自動で追従する」

上記を読んだ。vsthostx64で「Piapro」自体は動くことは確認できたので、そういえばDAWは違うのでもいいじゃん。発想の転換というやつでしゅ。そして適当に見繕って「cakewalk by BandLab」というフリーのDAWをダウンロードしました。

私の環境ではStudio OneでPiapro Studioが上手いこと使えないので、一旦Studio Oneを諦めてとりあえず別のフリーDAWでボーカロイドを使ってみようと考えました。

 

「cakewalk by BandLab」の使い方をぐぐりながらうにゃうにゃ。

「cakewalk」で「Piapro」の起動ができました。とりあえず「あいうえ~お~」と歌うのをサクッと一つ作ったらできた(^^)/ .wavファイルで書き出して、サイズがでかいのでmp3に変換してみよう。

 

記念にアップしておきますw(音声注意!)

左側の再生ボタンのクリックで再生できると思います。Piapro Studioの取説をみながらトラックを作り複製して全体的に少し上げたハモりトラックを作ったもの。不気味なひびきの「あいうえお」になってますがw

 

とりあえずわけがわからないままちんぷんかんぷんの状態で、思考の流れと現状調べた事、やったことを書いてしまいました。

あれこれ調べなくていいと思ったからオールインワンパッケージのクリプトンのをお金を出して買ったのに、すんなり動作しないで調べまくるなら初めから全てフリーのものでやればよかったよ orz ちっきしょー。

 

とりあえず「cakewalk」で動いたから良かったものの、しかし何で「Studio One」で動かないんだ!こにゃろめ。しかも、このためにブログのデータをDドライブに移したりしてCドライブを一生懸命空けたっちゅうの。

仕事でも、どうしようもない時の手段として採用していた、「元々のソフトで動かないから、代わりの手段で勘弁して下さい方式」で解決。微妙にすっきりしないですが、追加投資もないし、「曲のボーカル部分を作る」という目的を考えれば別にこれでいいのです。(そもそもインスト部分は「cakewalk」でも作れるので)

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