(上画像指紋だらけでスマソw)
かいつまんでいうと、三姉妹で暮らしていたところに父の訃報が届き、腹違いの妹を引き取って四姉妹になるという発端。
読んでみて愛情と命の物語だなと感じました。
同じ事が起こっても人の気持ちって感じ方がそれぞれ違うし、実際に相手はどう感じているかわからない。
でも、皆がそれぞれ好きな人や家族や仲間を思いやりながら誠実に暮らしていくといういい話です。
ちょっと前に映画化されたものを観ましたが、そのpart2があれば金沢での加賀友禅のくだりなんて超絵になるシーンですねw(映画には無かったですよね)
あとネタバレするとあれなので変な書き方になりますが、新しいことに挑戦するために旅立とうとする人に、いつでも戻って来られる場所があるんだよと伝えるのはとても大事。背水の陣ということもあるけど、この話は全体的に「生きていてナンボ」が重要なので。
この話は四姉妹それぞれに群像劇的なストーリーがあり、それぞれが個性的。なので映画のキャスト関係なく、四姉妹の誰が好みとか言いたくなっちゃうけど、どちらかというと次女です。どうでもいいでしょうけどw(中学生男子の話題みたいですが)
最後に、読んだ人には分かる謎の「アライ」さんが非常に気になり今夜も眠れないw
この作品は色々といい場面があるんですよね。電子版ですが購入したので読み返したらまた何か書きたい。
個人的には、長女の「さち」が自ら恋を終わらせて心が固くなっていたところに、ある人のおかげで徐々にまた心がやわらかくなっていく感じが良かった。
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