帰省から戻るために予約した飛行機が機材繰りが出来ず欠航になってしまった。私は既に保安検査を通過してゲート前でのんびりしておりました。そこに欠航のアナウンスが流れたでございまする。
退職後、何度かLCCに乗ってはいるものの欠航は初めてでした。働いている時に天候不良で目的地の空港に降りられないかもしれないというのはありましたが。(結局無事に当初の空港に降りられました)
LCCのジェットスターですが、対応としては
1. 支払った航空運賃を上限に払い戻し
2. 後の便に予約を変更。振り替え
私の場合は保安検査通過後に欠航のアナウンスがあったので、一瞬どうすりゃいいの?となりましたが、もうゲート前で待っていても出発は出来ません。到着ロビーに降りて外に出て、出発カウンターへ向かいました。
しばらく経ってから航空会社の窓口で「札幌」と表示して対応しているのに気が付きました。初めは外に出て説明している係員が一人しかおらず、どこに並んだらいいかの表示やアナウンスがなく分かりにくかったです。
預けた荷物の受け取りの案内も無し。そのうちキャリーケースなどが置かれた一角があったので、そこで受け取るようです。
航空会社カウンターの前で欠航対応のペラ紙を配っていたのですが、声を出したり案内表示が無く、質問に来た人だけに渡す様な対応でした。声を出して配布していたのはかなり後になってからですね。
基本的にネットで全部やるんでしょうね〜といっても皆さん戸惑っていましたよ。ネットでやれない場合はLCCなぞ使うなということかもしれませんが。(時間はかかりましたが、ちゃんと窓口でも対応していましたよ)
私は欠航のアナウンスの後、しばらくしてその通知メールが来たので、そこにあった振り替え候補便を選んで確保し、用意されたホテルに宿泊しました。
ただホテルの件はジェットスターの係の人と話さなければ分かりませんでした。(ペラに記述があるので自分で適当に予約して後日請求で問題なさそう)
宿泊はジェットスターの便に振り替えた人だけ、また宿を自分で確保した場合はJPY 10,000まで払い戻しとのこと。(宿泊対応は基本的に遠隔地で戻ってまた来られない人だけど、その辺りの証明は予約時の住所なのかな?)
宿泊時は夕食、朝食もある程度まで払い戻しok。払い戻しは指定の用紙に領収書を添付しファックスで送る必要があります。ファックスが無いと言ったらコンビニでと言われたよなるほどそうか。(*追記:欠航お知らせメールに旅費返還の依頼先URLがあり、Web上で請求可能でした。またはFAXで請求ということです。FAX用の申請フォーマットもメールにpdfで添付されていました。)
請求する用紙はカウンターで貰えましたが、ネットでもダウンロード出来ますね。私はホテルの件で窓口に行きましたけど、もちろん自分で予約してもokです。用意されたホテルは空港隣の東横イン。中国人パワーがすげえょ。
予約の変更など、ネットの他にはコールセンターに電話する方法があるようです。
今まで出張などで飛行機を利用するわけでもなかったし、欠航は初めての経験です。
私は予定が無いから一日二日遅れてもいいけれど(松本から送った荷物は既に配達中なようですが不在で申し訳ない)、確実に行かなければいけない予定がある人は前もって色々と調べておいた方がいいかも。
夕方の急な欠航で怒っている人もいました。係員が案内していた他の航空会社の便は高かったようですしね。
私はもう翌日便に振り替えたので調べなかったのだけれど、ジェットスターも成田と違って発着が少ないです。まあLCCというのはその分安いので、高いところと同じサービスを求めるのは無理というもの。
運賃全額払戻か振替時の宿泊費保証と金銭的な対応としてはこれ以上にやりようがないと思いますが、とにかく、欠航対応の案内は並ぶ場所だけでもしっかり表示をしないと混乱します。
案内の表示さえすれば日本人はおとなしく並びますし、それを係員に提案していた人も見かけました。次の別の便の列とごっちゃで並んでいて、次便のチェックインにすごく時間がかかっていたし。
結果として次のように思いました。
・急いでいる時は他社でもいいので速攻で別便を確保して現地へ。欠航便の払い戻し請求は後でネットやコールセンター経由で可能なはず。安く乗っているのだからこうゆうこともあるさと別便の運賃が高くなるのは割り切る。
・時間に余裕があればですが、振り替え便や宿泊などの対応を素直に受ければ金銭的な被害は少ない。余裕がある人も少ないでしょうけど。
・LCCはこういう場合に、人が出て来て懇切丁寧に対応するなどマンパワーを割くという意味ではあまり親切じゃないと思われます。自力で調べたり出来ない場合は行程に余裕を持つか、ANAやJALに乗る。
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