読みたい本がラインナップにそこそこあればという前提ですが、多くの人はベストセラーも全部読んでいるわけではないでしょうから結構いいかもしれません。実際あまり読まなかったり、他にやることがあって読書時間が取れなければ止めればいいだけですし。
この「Kindle Unlimited」という定額読み放題は、貸本だとイメージすればいいと思います。
購入してコレクションのようにずっと置いておくというものではありませんが、最大10冊まで貸し出し可能というシステムで、返却にあたる「利用を終了」というボタンを押せば借りられる枠が戻ります。期限は無いので気に入った数冊をずっと持っているということは出来ます。
私の場合は、買って読む程ではないのだけど、ちょっと読んでみたいという範疇にあるようなコミックをばしばし読めるのがありがたいかなと。
久しぶりに萌え萌えのやつwが読みたかったので、「EGメーカー」を全巻と「俺がお嬢様学校に庶民サンプルとして拉致られた件」というのを5巻まで読みました。しかしスイートな萌えラブコメみたいなのはこの時点でちょっと飽きてきて、まんがでわかるアドラー何たらと「世界から猫が消えたなら」に移ったところです。
コミックはその手の萌え系がラインナップに多いですが、そういう萌え系の漫画ばかり読ませて我々を骨抜きにしようという陰謀かもしれません(笑)女子向けもあるようですし。
雑誌やビジネス誌もあったり、小説ももちろん新しいものが読めるわけではないですが、例えば貴志祐介なら「ダークゾーン」、伊坂幸太郎なら「陽気なギャングが地球を回す」が読めるようになっているとか、結構読むものはあります。図書館にあるような本も思い立って予約しても直ぐには読めないので、ぱっと読み始められるのはいいですね。
「定額制」で固定費が増えてしまうのは貧乏生活ではかなり大きな問題です。月額980円というらーめん一杯分程度の値段とはいえ、漫画以外は図書館で借りればいいので継続するかは微妙な判断です。
しかしプログラミングの参考書がそこそこあるのですよ。ちょっと古いかもしれませんが2,000円以上の買って失敗すると悲しいものを数ページ読んでこれじゃないと思えば「利用を終了」してもいいし、ものすごく気軽に(ある意味立ち読みより気軽に)利用できるのはかなりありがたいです。洋書を読みたいとか、何か目的があればコスパのいいサービスと言えそうです。
まあ、これが読みたい!とか思って探すとラインナップにないことも多いですけどね。Kindle出版の価値があるんだかないんだかわからないような本もあるし、皆がこれ(定額読み放題)をやり出すと街の本屋が更に少なくなってしまいそうなのでお勧めはしませんが。
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