どうしてかつてオタクが世間から変な目で見られたかというと、どうしてあんなに熱中できるのかという一般的には理解不能なものへの恐怖心かもしれません。
(単純に当時のそういう人の外見的な見栄えがちょっとというのはありそうだけど。ただ私の20代ってパソコンをやっていると多少奇異の目で見られた記憶があるよ)
でも実は内心では無意識に羨ましいし彼らにコンプレックスを抱えていて、それを素直に出せずに蔑むような表現になったのではないかと思っています。
というのもオタクは世間の目を気にせずに自分が本当に好きなことを楽しんでいるから。
オタクでない一般的な人々は、趣味一つとっても他人から見たらどう映るだろうという見栄えの部分を気にしています。
他人(というか実際は自分の周囲の人たち)から見て許容範囲(可能なら格好いい)と思われる趣味の中で、少しでも自分が興味あるものを選択しているだけで、実は本心から自分が望んだものではない可能性が高いわけです。
なので一般的な人は趣味を楽しんでいるようでも実際は他人からの見え方を気にしているだけだし、当然ながらそんなに熱中できるわけもありません。
まあそんな感じじゃないかなと思うわけです。
私は高校時代に洋楽を主に聞いていて、当時のアイドル好きな友を「そんなの好きなんだ」と思っていたけれど、当時は心のどこかでちょっと洋楽の方が格好いいなと思っていたふしがありますよ。今はアイドル好きだけど。
そんなこんなで自分は真のオタク体質ではないですが、最近はまあ昔よりは好きなことをやってるんだろうなと思います。
ただアニメやゲーム等が好きなのは昔よりも断然にカミングアウトしやすくなりましたよね。人気がある女子がネット上で楽しむ姿を見せたりしますし。
なのでその辺の趣味は、今はもはや他人受けの良い趣味と大差ないのでありますが。
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