DTMが面白いと思ってきて、DAWのStudio One 4を上位版にアップグレードしたんです。そうしたら「Melodyne」というソフトのEssential版が付いてきました。
これが凄くて、よくCD等は歌声を修正してるというじゃないですか、それがそのまま可能になるやつです。当然ボカロの歌声も補正できる。
こういうのは値段がバカ高いと思っていましたが、個人でも利用できる価格なんだ、という所が驚きでした。
自然に音を伸ばしたり、ピッチ補正(音の高低を補正)できるので、自分が歌った微妙に音が外れた歌の音源があれば修正することができます。ワンテイクの音源からハーモニーを作ったりと、何でもありですね。
Melodyneはこんな感じの画面ですが、調やコードも解析して出してくれる。
そういう方面はもちろんすごい機能なのですが、ボカロというと加工した声に興味がある人が多いと思うんですね。(前からDTMをやっていた人には今更という感じだと思いますが、わたしゃ始めたばかりなのでご容赦を)
加工例としてわかりやすく面白いので、いわゆるケロケロボイスというのをやってみました。Perfumeなどでも使われるあれですね。自作曲の一部をボーカルだけ抜き出して使っています。音程は何もせずケロケロ加工のみ。(16秒)
加工前 ↓
加工後 ↓(VocalShifterを使用)
何となくそれっぽいですが、格好よく作るには多分あれこれもっと何かしらいじらないとダメなようです。
これをまたDAWソフトのStudio Oneにオーディオトラックとして取り込み、他の楽器とミックスすれば伴奏も付いてokということです。
それでその加工する方法を調べていると、先ず「Auto-Tune」というソフトが有名だそう。というか、それがそのものだそうです。
「Melodyne」でそういう感じの加工を実現するには「ピッチモジュレーションツール」を使って、音の上下の揺れを全く無くすわけです。するとその副産物としていわゆるケロケロした感じに聞こえるという。
(オンラインマニュアルの参考ページ(MelodyneのCelemony社):http://helpcenter.celemony.com/editor2/ja/singletrack_tour_65.html)
「ピッチベンド」機能(音程を滑らかに調整)はMelodyneのEssential版で可能なのですが、「ピッチモジュレーション」機能はAssistantというグレード以上でしか利用できないので、私の環境では使えないのです。
それで「へぇー。そうなんだ。いつか使おう」と思っていたら、Youtubeに「VocalShifter」というシェアウェアの解説動画が。
動画を見ると、2,000円程度のこのシェアウェアで、適当に歌ったものを全然違うように修正できるんだな~すげえと思いました。知らない間に時代は進んでいるんだな。(それで上の音声を作りますた)
自分用のメモですが「Auto-Tune」もグレードがあり、入門版としては「Auto-Tune Access」というのがあるそう。
ケロケロは「調整可能なRetune SpeedとHumanaizeコントロール」機能らしい(多分)ので「Auto-Tune EFX+」(Accessが1万で、からのUpgradeが49$)グレードからとういうことかな。多分1.5万で本家ケロケロ加工ができる。
iPhoneだとモバイル版がアプリがあったり、調べると他にもやり方はありそう。あと全体を通して基本的には何か間違ったことは書いてないつもりですが、理解が違っていたりしたらスマソ。
まあ、そういうのにお金を使いだす程の腕前ではないので、とりあえず調べておくレベルということで。
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