人類という種として左利きがなぜ必要かというと、端っこの部品だと思っている。
真ん中辺りは統一された規格の部品で間に合うが、端は微妙にサイズが違ったりする。その部分。
人間社会では、太古の昔から協力しながら獲物を仕留めたりして生きてきたわけです。
同じ人数で獲物を追い込んだ時、一番左側の人が左利きならほんの少しかもしれないが手が伸びて、そちら側から逃げられる可能性が少なくなるだろう。
まあ捕獲能力が同程度ならということだけど。
なので皆で協力した場合に、特別なポジションに左利きがいれば便利だった。すなわち種としての生存率が上がったということではないか?
多分昔からそういう特殊なポジションを任されるのが左利き。だから大体決まった割合で一定数存在する。野球も左利きだとファーストになることは多い。逆に右利きに向いている多くのポジションは微妙に不得手です。
上に書いた狩りに便利というような理由なら、左右半々の割合でもいいではないかと思う。けど、そうなると道具を左右用両方とも作らなくてはいけないのがネックだったのでは?
昔だって同じように作った方が楽だったはずで、例えば子どもの頃にどこか運動が出来るような施設で借りようと思う時、野球のグローブは左用が用意されていなかったりした。
そういった不便があっても大勢と逆になるのが左利きで、人が今まで暮らしてきたような社会の仕組みに合わせて、その割合が適切になるのでしょう。そんな気がする今日この頃。
(個人の想像です。体の仕組みによっては左右利きの割合が逆の世界もあったのかもね)
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