EMANON


昔よく聴いたサザンの曲でEMANONというのがありました。「おしゃれな吐息で受け入れてくれた女(ひと)~」という歌詞で終わりますが、わたしゃ今では誰にも受け入れてもらえません(笑)

今日、「おもいでエマノン」という小説をKindle50%OFFで発見したのですぐポチって読んでいます。

 

サザンのEMANONはカラオケに行けば歌うこともあり、EMANONという言葉は頭の中にありました。この本はその曲より前に出版されていたようで、見かけていればすぐに手に入れたはず。

なのに今になったとは…。何作か出ている有名なシリーズのようなのに初めて知ったのよ~。

 

この小説は登場する少女(名前は”エマノン”ということに)が、「地球に生物が発生してから現在までのことを総て記憶している」というSFです。

「生物としてのそれぞれの個体が体験した記憶」、それがどんどんDNAに刷りこまれ子孫にコピーされていく。それは多分優性の遺伝子異常のため。そしてこの病気は一代に一人しか生まれない。

太古から記憶を遺伝として受け継いで来たという「エマノン」の物語。まだ読んでる途中ですが設定だけでシビれちゃう。

ぐぐったら、私は見てなかったんだけど、最近のテレビドラマ『僕のヤバイ妻』に登場する洒落たカフェがあったそうで、そのロケ地が渋谷にある「HOTEL EMANON」だってさ。

このブログを作っているWordPressのテーマにもEmanonというのがありますね。

「エノケン」でも「マエケン」でも、ましてや「エノマン」でもなく、とにかく発音は変な「エマノン」だけど、競走馬の名前や映画にもあるようだし、使ってる店やタイトルなどあれこれあるのだ。

サザンの曲名の由来は本人から語られていないようですが、この小説の場合、EMANONとはNO NAMEの逆さ綴りということで良さそうです。(”名無しの権兵衛”という感じですね)

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