マンガ『それでも僕らはヤってない』1巻。据え膳を食わないんだよな


人間関係の機微を描いたマンガの気がする。とりあえず1巻だけ。

 

30歳直前で、童貞・処女をこじらせている面倒くさい人たちばかりが出てきます。

登場人物は会社の顧客など近場の知り合いでもあるのだが、数話毎に各自それぞれの視点から語る形式になっている。もちろん登場人物はそれぞれ繋がりがあるのですが。

 

群像劇っていうのでもないと思うけど、とりあえずは住宅のショールームを中心とした人間関係だ。

多分主人公(時田=大手ハウスメーカーの営業)とその上司、ショールームに偶然来た昔の同級生、建築事務所関係(女性建築士と弟子)、通ってるキャバクラのキャバ嬢など。

 

主人公はずっと付き合いがない同級生に長年想いを寄せている。その同級生が実家を建て直す相談に住宅展示場にやってきた。そしてバツイチだと判明する。

一方キャバ嬢は実は建築学科の学生(アラサーだが)。キャバ嬢は学費を稼ぐためのバイトで、初め主人公をいいなと思うが、その上司の方がよくなってしまう。

 

以下、相変わらず読んでないと不明な感想ですが、

このキャバ嬢とのことを上司に話すとは主人公の感性がわかりません。自分がフラれた話ならいいのだけど、逆ともいえることを人には言わない。

まあ、みんな悪い人ではないのだけど、恋愛になると思い入れが強すぎて上手くいかない。みたいなやつかな。

 

主人公の彼は、これでもかとお膳立てされたのに何故か(他に好きな人がいるから)貞操をまもる。妙なこじらせ系の登場人物ばかりのマンガなのかもしれません。入らなければ問題ないのに、何故ホテルに入ってから拒絶する?

マンガだから現実離れした設定でも構わないけど、異様に頑なです。まあ中にはそういう人もいますか。

 

面倒くさい系の話は好きで、だから好みの内容かもしれませんが、もう少し読んでみないとわからない感じ。

絵のテイストがかわいい。作者は村山渉さん。

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