低消費生活は一般的には批判されますね


仕事は最低限にして低消費で生きるという生活ですが、

ネットの低消費生活関連記事のコメントを見ていたら、「みんなそんなに仕事をしたいのかねえ」という感想になりました。

実際は低消費生活それ自体への批判ではなくて(やりたければ勝手にやればいいということ)、低消費生活をいいものだとして無責任に広めることへの批判記事ですが。

そりゃそうで、良い部分だけを切り出して無責任に広め、自分たちは信者から収入を得るというのは批判されてしかるべきだと思う。(ただそういうことをするのも自由な世界)

 

ただ、コメントは低消費生活そのものについて批判している人が多く感じられてしまった。

少しだけ働いて最低限の生活をするという、働くのが苦手な人間が苦労して、それでも社会に迷惑をかけない為に編み出した「自分が耐えられる最低限だけ働くという」苦し紛れの生き方を、多くの上手くいっている人たちは受け入れようとしない。

どうして低消費生活という発想が出てきたか、またせざるを得なかったかを考えて欲しい。

何かあったらどうしようも無いのはわかっているが、無理をすると精神を壊して引きこもったり、生活保護を受けることになる。そうならないようにせめて自力で生活してるのですぜ。

 

一般的な人は消費生活から抜けられない。だから機械より安い人件費な感覚で人を使い捨てる企業があるのだろうし、自分のやってる仕事を穴を掘って埋めるようなものだとも思わないのでしょうね。

別に直接何かされたわけでもないし、人様の考えはどうでも良いですけど。

ただ自分らに批判が回って来るなら、もしかしたら何も言葉を出さないというのもいけないことなのかもしれません。自分に影響がないなら放置でおkですけど。

 

ゆくゆくは仕事がロボットやAIに置き換わって人が働く場所がなくなっていき、自分が仕事を失うという世界は想像しないのかなあ。ずっと今のような消費生活を続けられると思っているのか。

-<「セミリタイア・仕事」カテゴリーへ >-
-< 旧ブログの「仕事」カテゴリーへ >-
-< 旧ブログの「退職」カテゴリーへ >-
-< 早期リタイア・退職・働く事についてお勧め関連本 >-

-- 記事一覧ページへ --



Pocket

同じカテゴリーの記事

  • Music Makerで遊ぶMusic Makerで遊ぶ Music MakerというMAGIX […]
  • 必要なものが変わる必要なものが変わる 私、働いていた頃は女性向けのコミックエッセイとか好きで、益田ミリさんとか超読んでいたのですが、今じゃ名前もすぐに思い出せない程でした。 ちょっと疲れ […]
  • マンガ『それでも僕らはヤってない』1巻。据え膳を食わないんだよなマンガ『それでも僕らはヤってない』1巻。据え膳を食わないんだよな 人間関係の機微を描いたマンガの気がする。とりあえず1巻だけ。   30歳直前で、童貞・処女をこじらせている面倒くさい人たちばかりが出 […]
  • 老眼が進んだのか老眼が進んだのか 最近は特に朝だけどパソコンの画面にピントが合わなくていけません。遠くは眼鏡で大丈夫なのですが。 これは老眼が進んでるってことなのか。 眼鏡をせずに […]
  • 思考の整理学「グライダー」思考の整理学「グライダー」 何年か前から文庫でよく見かけた「思考の整理学」。外山滋比古という方の1986年第一刷発行というかなり前の本です。 借りました。まだ読んでる途中ですが、最 […]
  • 「猫が覇権」「猫が覇権」 夜中、寝ていてスマホに「猫が覇権」ってメモを書いてあるんだけど、何を思いついたのか?   多分、人類が滅びてたまたま猫が地球上のメインの […]
  • 「世界史を動かした思想家たちの格闘」(茂木誠)「世界史を動かした思想家たちの格闘」(茂木誠) 世界史の授業の時、「この時代の文化は何々で、誰それの〇〇という著書があります」というのはあると思いますが、その誰それや思想を少し詳しく歴史の流れと絡め、初 […]

SNSでもご購読できます。