少し前に本を読んで知った言葉なので使いたいのですがw、最大多数の最大幸福という功利主義を否定するものだと感じました。
その時のメモ:
→ベンサム「功利主義」社会全体の幸福を最大化
→ミル「自由論」個人の権利との調和を試みる
→カント「道徳形而上学原論」功利主義を批判、現在の普遍的人権の考え方の礎
→ジョン・ロールズ「正義論」無知のヴェール
大分端折ってると思いますが、ストーリーの核としては
・社会全体の災難(雨続き)
・それを解決出来る能力を得てしまう
・それには自らの犠牲が伴うとわかる
・一度はそれを受け入れようとする
・でも社会全体よりも自分を必要とする人の為に、自分は犠牲にはならないと決める
という様な感じに受け取りました。他にもあれこれあると思いますが。
皆の犠牲になるよりは、誰か特定の人の為に生きることを選んだので、日本人には受け入れがたい人もいるかもしれませんね。
昔は集団の中で個人が勝手なことをすると、その全体が生き残れなかったのはあると思いますが、人類が進歩して、やっと全体より個々の事を考えられる余裕が出来てきたという事だと思いますが。
ただ集団としては全体主義でやった方が強いっぽいので困ってるところですよね。
最後の方で、「世界は元から狂っているんだから」という様なセリフがありました。何か起きたとしても特定の誰かせいではないんだよというメッセージがあるのかも。
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