すごくざっくり言うと、主人公の岡部は世界線といってパラレルワールド的な世界を移動してしまう能力を持っています。移動しても記憶が残る能力という方が正しいですね。それをリーディングシュタイナーと呼びます。
岡部は普段は「未来ガジェット研究所」という小さなラボ(普通のマンション一室)で、ダル、まゆりと変なものを発明して遊んでいるという設定。
感想を書くのにもう少し詳しく内容を整理したいですが、世界線にについて話すとネタバレします。今後見る予定があれば以下は読まない方がいいです。
以降、ネタバレしちゃう(無印の方)
「ゼロ」ではない無印のSTEINS;GATEでは、「電話レンジ(仮)」で過去にメール(Dメール)を送ったことが発端となり世界線をどんどん移動してしまいます。
大きな世界線としてα世界線とβ世界線があり、前作ではα世界線から分岐する枝葉にどんどん移動していくのですが、最終的にはどう回避しようと、ある出来事が必ず起きるよう収束してしまいます。
この話にはヒロインが二人いると思って下さい。「まゆり:幼馴染み」と「牧瀬紅莉栖(以降クリスと書きます):天才物理学者」。
前作でクリスは物語の開始早々に危機を迎えるのですが、結果的にそれを回避します。Dメールで過去を操作した結果、α世界線に移動していたのですね。そしてその世界線では、ある時点でまゆりに必ず死が訪れてしまう。
岡部とクリスは協力し、まゆりを救おうと何度も何度も同じ出来事を繰り返します。そして最終的にそれを回避して別の世界線に移動することに。そこではまゆりは助かるもののクリスがいない世界となってしまうことを知るのです。クリスは岡部にそれを選択しろと言う。
α世界線:まゆりを助けようとしても助からない世界線
β世界線:まゆりを助ける代わりに牧瀬紅莉栖(クリス)を諦めた世界線
クリスの生死が大きな世界線の分岐となっていました。
岡部は繰り返す苦難の末、まゆりが存在できるβ世界線にたどり着きますが、そこで力尽きます。二人とも救える世界線を諦めてしまいます。
そこまでが前回の無印シュタインズゲートの方。ここからゼロの方も多少ネタバレします。
今回は「ゼロ」を観ました。ゼロということで、こちらが電話レンジ(仮)を使わなかった元々の世界線(β)という理解でいいのかな。
先ずクリスはデータとしては存在するが実在はしていません(アマデウス) そして未来から来た鈴羽によると、この世界線ではいずれ第三次世界大戦が起こるという。
それを回避するために来た鈴羽は、世界線を移動しβ世界線で起こる世界大戦を回避したい。まゆり、クリス、二人とも救えて大戦も起きない「シュタインズゲート」という世界線が存在するらしいのですが、それを目指すように岡部に強要します。
しかし岡部は無印での繰り返しまゆりを失った経験から心が折れてしまっていて… というのが10話辺りまでです。
私の読解力と記憶力だと、大まかにはそんな感じに理解してます。
他にも色々と絡んではいますけどね。鈴羽と一緒に未来から来た子がいて「back to the future」的な親子関係がありますw
電話レンジ(仮)で過去にDメールが送れたり、クリスがタイムマシンの理論をある程度構築していたり、そういった理由でマジの襲撃という危機があるのよね。世界線によって未来でタイムマシンを完成させる人物が変わってきたりする。
まあ、そういう話。なんだろ、基本的に萌えが入ったところのSFミステリー?、SFアドベンチャー?とでもいうのだろうか。
無印はネタバレしましたが、ゼロのネタバレは途中までということで、いよいよこれから話が盛り上がって行きそうという雰囲気。
寝込む前に10話まで観ていて、これもある程度書いてありました。さっき追加で16話まで観たのよ(24話まである) まゆしーは、面白くなりすぎて、これを書いて一旦落ち着きたかったのです。
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