全15巻をまとめた合本版「角川インターネット講座」というのを、以前の割引販売の時に購入してあり、放置してましたが少しづつ読みましょうw
現在は21,400円しますが、2.700円くらいで買えた時があったのです。誰々全集とか、こういうまとめたものを買って読まないパターンのやつやw
今回はプログラム言語Rubyの作者である「まつもとゆきひろ」氏の「ネットを支えるオープンソース」部分を読んでみました。
オープンソースというのは、プログラムされたソースコードを公開し、皆であーだこーだとやって、出来上がりのソフトウエアを堅牢にしたり、機能を追加していったりということです。
ソースコードというのは、通常隠されていた、いわゆる企業秘密のようなものなので、公開してというのはある種世の中を変えた出来事です。
誰もが優秀なソースコードに触れて学べる環境があるということ。
導入として、プログラム言語の種類が沢山あること、なぜいくつもの言語を使い分けるのか、一つの最強言語を作れば良いのではないかなど、一般的に思いつくような質問を取り入れながら、プログラム作成を仕事としていた者としては非常に分かりやすく書かれていると思います。
言語にも人と同じで誕生の経緯から親類関係があったり、言語による生産性と実行速度はトレードオフとか、プログラミング言語にも向き不向きがあるとか、そういう話はソフト開発に携わったことがない人にも興味深いのではないでしょうか。
私は2013年で既にプログラマを引退し、その後関連した情報も追いかけていません。
実は「アクターモデル」という言葉はこの本で初めて聞きました(概念は古くからあったそう)
プロセッサが複数になり並列処理を明示的に記述しなければ高速化が望めないというのは、引退時点で分かっていた事ですが。オブジェクトみたいだけど、それ同士がやり取りして連携を取るみたいなイメージなのかな。非同期に並列的にやり取りされるのが利点。
自分はCから入って、その後はC++がメイン、java、C♯は軽くやった感じですが、Web関係のプログラミングとか、関数型の言語とかはもう分からんですw。
JavaScriptというJavaとは異なる言語がありますが、あの辺からしっくり来なかったんですよね。逆に最近の人はそっちの方が馴染みかもしれません。
実は関数がメソッドになった辺りからしっくり来なかったw。メソッドはオブジェクトが持つ自分の動作を表すものなので、厳密にいうと違うのかも知れませんが。
アセンブラをやっていてCになったらしっくり来ないという人もいたので、最初に覚えたネイティブ言語と毛色が違う言語を使いこなすのには才能がいるのかも。
今はブログを書いているWordPressで、ごく稀にPHPを修正してみるくらいで、変になって焦って元に戻すというオチですが、そういう事をやっていると時間がすぐ経ってしまいます。
何かプログラムを書いて遊びたいけれど、本や漫画も読みたいし、ボケーっともしたいですしね。実際はボケっとしている時間が一番長いのですけどw
広告とか
-- 記事一覧ページへ --