ドラクエ10で自由について語っていたよ


ドラクエ10のVer.4についてネタバレしてるので注意です。

Ver.4で「エテーネ王国」というところに行くのですが、「時の指針書」というのを国民のほぼ全員が携帯しているんですね。それは行動のマニュアルみたいなもので、こういう場合はこうすべしというのが事細かく書かれています。

まあ国王が何らかの力で未来視をして遠隔でその書を更新していくらしいのですが。

 

話を進めていくと「自由人の集落」というのがあり、そこに集まり生活している彼らは「時の指針書」に縛られて生活するのが嫌で王都を離れて暮らしているのです。

 

その集落に新しくやってきた新米自由人のクエストをクリアした所、実は王都にいた方が指針書に従っていればいいので楽といえば楽かもしれない。そして自由といっても、それを守るために皆で協力しやることを分担しその責を負わなければならない。

ということをその新米自由人が述べていました。

王都というのは科学的にかなり進んでいる世界です。一方そこを飛び出した「自由人の集落」では、そういう科学の恩恵は受けれずに薪割りしたり畑を耕して生活するような感じなので。

 

早めに仕事をリタイアした自分としては、指針書がある世界は会社員のようなものかなと。

会社員なら言われたことに従っていればそれはそれで過ごせるけれど、それが嫌ならフリーランスとして働くか生活資金を貯めて早めに会社を辞めるくらいしか思いつかない。

ただそれで会社からは自由になったとしても、フリーランスなんて会社の看板が無いのである意味会社員より厳しいとも言えるし、もちろん今後ずっと仕事をしないで生活できるだけの生活資金を貯めるのも大変です。

 

もちろん指針書は社会の一般的な生き方や常識というものでもありますよね。

それに疑問を持たず生きられればいいのだけど、それと違うような生き方をしようとすると色々と厳しいことにぶち当たる。(例えば現代の日本では退職後にすぐ再就職せずしばらく開けると就職しにくいみたいな事)

(ゲームの指針書にはもっと細かく、私が思うに例えば(未来に起こる事故を回避する為に)どこそこに行ってはいけないみたいなことが書かれるみたいな感じらしいですが。そういう細かいことならある程度便利ではあるが、もっと大きなことも制限されるのでしょう)

 

それは新米の自由人も言う様に、自由を得るために不自由な暮らしをしなければならないということなのよ。自分が思う(一般的に普通ならやらない)選択をする為に一方では自分で責任を負うみたいな話。

まあそういう場合は好きにやったんだから自己責任だと言われてしまうんですけど、これは自分の責任だわと思う行動と、これは自分のせいじゃないよなというのは両方あるよね。

案外ドラクエって、そういう考えさせるような話があるよね。

-<「ゲーム」カテゴリーの他の記事もみてね >-

広告とか


-- 記事一覧ページへ --



Pocket

同じカテゴリーの記事

  • 044「自分を再起動せよ」044「自分を再起動せよ」 DTM作成の新しい曲です。またせせこましい感じの曲になってしまいました。次回は雄大で爽やかな雰囲気にしたいと思います。 https://youtu. […]
  • 初めてニコニコ動画に投稿初めてニコニコ動画に投稿 ニコニコ動画がボカロ曲に優しいと聞いて承認欲求が出てしまい、自作曲を幾つかニコニコ動画にも投稿してみました。 毎度のこと仕組みや文化をよく知らないま […]
  • いっしょうけんめい「働かない」社会をつくるを読んでいっしょうけんめい「働かない」社会をつくるを読んで このタイトルは ・「働かない社会」を一生懸命につくるのか […]
  • 440時間になった440時間になった こんばんは。谷間系YouTuberです。夏はサマー。 ロールプレイングゲームをクリアしてもプレイ時間は100時間に届かないくらいですが、ふと見たらス […]
  • 別荘が欲しい別荘が欲しい 妄想シリーズですが、実家にいるとたまにふらっと行けるような別荘が欲しくなる(別荘といってもボロワンルームでいいのです) ただそれだけのことですが。 […]
  • 年をとってもゲーム年をとってもゲーム 今日はFF14の討滅戦で私も含めタンク二人が初見でしたわ。 そういう場所に初突入すると戦いが始まる前にムービーが流れます。私は後で見ようとキャンセル […]
  • アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」1-13話観たアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」1-13話観た 構成員が一人しかいないヘスティア・ファミリア(ファミリア:神に恩恵を与えられたメンバー)に属すベル君。 冒険者になろうとした彼だが、弱々しい見た目からど […]

SNSでもご購読できます。