ナウシカは映画で観ていても原作を読んでない人も多そう。
一度しか読んでいないので細かい設定の理解不足やストーリーの咀嚼不足感等ありますが、ラストに行き着くまではかなり人間同士の戦いが多く、このマンガはそういう感じだったんだなと。
人間というのは地球からみれば厄介者感があるんだけど、その我々が放出した物質を腐海の森や虫が長い年月をかけて浄化してくれているというところまでは映画版で語っていたと思います。
あと、マンガで描かれる巨神兵はナウシカの言うことをよく聞いて、全然悪い奴ではなかった。
ネタバレしますがマンガの方を読み進めると、
人類が「火の七日間」の前に持っていた文明や技術を詰め込んだものを、聖都シュワに「墓所」という名前で残していた。
そこには長い年月をかけて腐海が世界を清浄に戻したあと、争いのない平和な人類(例えば詩と音楽だけを必要とするような)として復活するつもりの卵が保管されていた。
そうした「墓所」の意図をナウシカは知る。だが、人類は清濁を併せ持つものだし、そんな綺麗事の世の中を作るための計画には賛同できなかった。
実はナウシカたちは腐海の瘴気に対応した種であり、世界が浄化されると、その後は生きられないということを旅の途中で知っていた。(墓所からは、清浄後も生きられるようにできるよと提案されるが)
自分たちの世代の人類は、火の七日間後に墓所を保っておくために瘴気の中で生きられるよう操作された存在なのであった。
ナウシカは最終的に、その「墓所(清浄後に新人類を生み出すために過去の技術を詰め込んだライブラリのような場所)」を破壊して、自然に任せる決断をした。
それは将来復活するはずの新しい人類が存在しなくなることを意味する。とはいえ自分たちも世界が浄化された未来には生存できずに途絶えてしまう。
しかし、ナウシカはそういう決断をしたという話。
(ん~考えると深いかもしれない。腐海だけに…m(_ _)m)
Wikipediaをみたら、もっと詳しくしっかり書いてあったので、知りたい人はそちらを見ればよろしいですw
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