福岡市はなぜごみ出しが夜なのか?
福岡に来て驚くことのひとつに「ごみ出しが夜」ということがあります。実際は日没から深夜零時までに出すというのが基本的なルールだと思います。
たまに夜寝ていてふと目が覚め「これは収集の音かな」と思うことがあるのですが、時間を確認したこともないし、何時頃に集めに来るのかは分かりません。
大多数の地方ではごみは朝出すものですので、その固定観念をいい意味で覆してくれます。
朝の出勤時に旦那さんを捕まえて「あなた~、これお願い」というのがありますが、福岡市ではそれがないのですね。(夜になってごみ出しをお願いということはあるでしょうけど)
夜間にごみを出す理由
夜間にごみを出す理由としては
カラス対策
夜間に出せばカラス対策が不要となる。
渋滞対策
朝の通勤ラッシュ時間帯に、ごみ収集車の停車て渋滞するのを避けるため。
これ、地元で車通勤をする度に思っていました。もう一時間後に収集してくれないかなと。まあわがままなのですが。
景観対策
夜間に回収されるのでごみ袋が目に入らず見苦しくない。
なるほどごみ袋は美しいものではないですから、なるべくなら見えない方がいいかもしれません。
夜間にごみを出すことの問題点
問題点としては
収集が夜中なので収集車の騒音が問題となる。
放火などの問題があり得る。
回収員に夜間手当を払うので回収費用が割高になる。
由来
また由来が書いてあるページもありました。
まとめると、
明治期から昭和初期にかけてごみは農家の肥料が主だったので回収は農業に従事するものが行っていた。農作業は朝から始まるが、その前に回収するようになった。
この夜間にごみを出すという風習。自分はとてもありがたいです。働いていると朝の忙しい時間帯に遠回りしてごみステーションを回ったり慌ただしく出すのは大変でしたし、帰宅後なら余裕を持って生ごみなどきちんと処理したり出来ますから。
夜間収集の作業員給与割高ではありません。
10年以上給与上がっていませんし定期昇給もありません。むしろ下がりました。
共稼ぎじゃないと暮らしていけません。
独身には良いかも?不健康になります。
作業車1ヶ月1台350万円費かる。とありますが人件費が高い訳じゃありません。